_MG_0068

ダンボール相撲 北九州イノベィションギャラリィ場所



こんにちは、豊住です。
昨年夏、大分市美術館で開催したダンボール相撲−上野の森場所−から半年と少し。
福岡市でのつくるとへの出展で一時的に復活したダンボール相撲。
3度めのお披露目となったのは、北九州イノベーションギャラリーにて開催された「KIGS春のわくわくワークショップまつり」です。

今回も、パラボラ舎のたなかさんと豊住の二人で会場へ。
_MG_0004
_MG_0005 土俵、軍配をこんなに何度も使用することになるとは全く思っていませんでした。。。笑

さて、今回は、事前申し込みなしのワークショップということで、少し内容をアレンジする必要がありました。
そこで二人で考え、下記のルールのもと実施することに。
1.力士の持ち帰りは無し
2.力士の数は8体
3.参加者には、力士を改造し、より強く、よりかっこよく、より可愛くしてもらう
4.素体から夕方にどのように変化していくのか?を楽しんでもらう

このルール、大人的には良さそうだと思ったのですが、子どもたちが持って帰れないのに参加してくれるのか? という一抹の不安を持ったまま、開場を迎えます。
子どもたちとその保護者に、今回は持って帰れるWSではないんですが、みんなで力士を改造し、夕方にどんな変化が起こっているかを楽しんでもらうWSです!と、分かるような分からないような説明をしながら、ダンボール相撲を紹介していきます。
_MG_0021 この時は、まだ力士でもあり、人でもありました。。。

そうして30分ほど経つと、少しずつ力士に変化が見え始めます。
_MG_0031
_MG_0039
表情がついたり、ちょっと装飾されたり、角がついたり。
開始1時間、このあたりで一つのダンボール力士革命が起こります。

ボディは、ダンボールを折っているだけなので、自然と開いてくるのですが、そうすると上手に立ってくれなくなりますし、負けてしまうことに気がついた参加者が、胸のあたりにブリッジを渡し、開かないようにする工夫をします。
_MG_0014
ここから勝つための工夫ではなく、絶対に負けないための工夫が続々と花開いていきます。
これまでの会場では見られなかった足への加工。スノーボードを履いたように、スケボーに乗っているように両足に板パーツをくっつける事に気づいた参加者たち。この第2次ダンボール力士革命は、あっという間に一般化します。

が、それと同時に勝敗がつかない、試合時間が倍以上の長さに。。。
負けないが、勝てない。

これを打破するためには何をすればいいのか。。。子どもたちも考えます。が、やっぱり負けたくない気持ちのほうが強い。

その様子を眺めながら、我々ルールを変更します。

・両足を一枚で固定してはいけない。
・材料も両足が乗らないサイズに切り落とす

その後も続々と新たな力士(というなの新しい生き物)が生まれていきます。
_MG_0070
_MG_0079
全てをご紹介できないのと、進化の過程を整理するのにまだまだ時間がかかりそうなのですが、ひとまず北九州の地でも子どもたちが熱狂的に相撲を取り、ライバルができ、自分のつくった力士の進化具合が気になって戻ってきたりと、大盛況に終わりました!
ご参加いただいたみなさん、お誘いいただいたKIGSのみなさん、どうもありがとうございました!!



午前の部終了後の8力士
_MG_0040
WS終了後の8力士
_MG_0098

最後に我々2名、今回を機にユニット名をつけました。
Card Board Brothers 略してCBB。またどこかでお会いしましょう!!
29681551_1937489522951418_1986900502_o